ホテルオークラ東京ベイ様の撮影同行から学んだこと
こんにちは!1月に入社したディレクターの石原です。
今回はホテルオークラ東京ベイ様の撮影同行ブログです。撮影は3日間で、私は3日目に同行させていただきました。
まずホテルオークラ東京ベイ様は東京ディスニーリゾートオフィシャルホテルで、ディズニーリゾート観光のお客さまのご利用が多く
無料シャトルバスも出ているので、遠方のお客さまや、外国人のお客さま、お子さま連れの方が多い印象でした。
私は3日目からの同行でしたが、1日目と2日目は客室の撮影がメインだったので少しだけ客室の撮影風景を星屋さんに見せていただきました。
何と客室からはオーシャンビューが広がり、バスタブからも見えるようになっていました。
実際にお部屋を見たかったです、、この写真だけでも宿泊してみたい!という気持ちになりますが、プロのカメラマンが撮影した写真がより楽しみになりました。
3日目のメインはレストランと各施設の店内、モデルさんによるイメージ撮影と物撮りでした。
まず、イメージ撮影は、実際の現場のスタッフさまをモデルにしてフロントで働く姿を撮影しました。
初めてのモデル撮影で緊張されていたと思いますが、スタッフさま同士で声掛けやお話しながら撮影してくださり、皆さま撮影にとても前向きに協力してくださりました。撮影風景の写真がなく、お見せできないのが残念なのですが、、ホテルオークラ東京ベイ様のスタッフさまご一同、部署を超えて仲が良いことがとても伝わりました。
次にレストランの撮影です。
和・洋・中のレストランがそれぞれあります。それぞれのコンセプトに合った綺麗な内装で、宿泊者さまの多くのニーズにお応えしていてどこも魅力的でした。
こちらはレストランフォンタナの店内です。シンプルで綺麗な内装の横には、大きい窓から差し込む光が特徴で、まるでヨーロッパの宮殿を思わせるようでした。
廊下の天井も高く、開放感もあり、宿泊者さまは常に非日常の特別感を感じること間違いなしです。
レストラン撮影は、椅子ひとつひとつの細かい配置、カトラリーの配置、絵画が少しでも曲がっていないかを入念に確認します。
その後、廊下からの角度、入口からの角度、あらゆる角度から撮影して、都度写真をチェックします。よりレストランの良さを伝えられるのはどこの角度かを模索するためです。写真にもよりますが、1シーンで平均30枚~50枚を撮ります。
HPの写真素材は、多くの人の細かいチェックがあり、満足いくまで時間をかけ撮影することで、ユーザーに最大限魅力を伝えられると改めて実感できました。とても貴重な経験です、、!
最後に各施設の撮影と物撮りです。
ドラッグストアやブライダルサロン、お土産コーナーの「ディズニーファンタジー」を撮影しました。
各施設の撮影は「HPで施設をどのように載せるか」が大事になってきます。
例えばドラックストアの撮影では
・ユーザーに、ホテルのどの場所にドラッグストアがあるかをわかりやすく伝える写真なのか
・単に施設案内として掲載する写真なのか
上記二者では写真の撮り方が違ってきます。前者ではロビーを含めたアングルで撮ることで、ロビーとの距離感や場所が明確になります。後者であれば、施設案内として掲載するので、店内をアップにした写真の方がコンセプトに合っています。施設の撮り方一つでも、こういった工夫があります。
物撮りの写真でも同じように、細かい工夫が必要です。
例えば、赤ワインと白ワインの写真を撮る際、背景に布を敷くことにしましたが、赤い布では白ワインの透明感が伝わりにくく、青い布では、全体的に赤い布より印象が弱くなってしまいます。こうした細かい点を踏まえ、写真が魅力的に見えるかどうかを妥協せずに、みんなで話し合いながら撮影を進めていきました。
こうして3日目の写真撮影は終了しました。
また写真角度や内容で困った時に星屋さんが細かくスタッフさまへの助言をしていたことで、スタッフさまも納得して撮影にご協力いただけました。これからディレクターとして学ぶことが多いと思った一日でした。
ホテルオークラ東京ベイ様、星屋さん、撮影に同行させていただきありがとうございました。